モニターのテクニカルアラーム

モニターのテクニカルアラーム

  • 電極はずれ・コード断線
  • 電波切れ・電池切れ
  • 体動による誤解析・筋電図
  • アラームにならないアーチファクト(交流障害・ドリフト)
  • ダブルカウント
  • 心電図の変化による誤解析

2,電波切れに関して、これは何らかの原因で送信機からセントラルモニターへ生体情報

を乗せた電波が届かなくなる現象です。

モニターには日本光電の場合三角波と言われるノコギリの歯の様な波形、フクダ電子は矩形波と呼ばれる四角いカクカクした波形が出て電波切れと表記が出ます。

電波切れを起こす原因は以下の通りです。

  • 患者さんが圏外に出てしまった。
  • 送信機の電池が完全に切れた。
  • 冬場に多く送信機が患者さんの懐深く入り込んで上から寝具が掛かっている。
  • 院内無線LANの干渉などの影響を受ける。
  • 送信機の電源を入れ忘れている。

です。

 

1に関しては、電波切れアラームが出た時点で患者さんが部屋に居るかを確認すべきです。

和解患者さんの場合、看護師さんが「あの人は良く動く人だから」という先入観が有ると患者さんが急変しても気が付かず死亡した例が過去にもありました。思い込みからくる事故です。

2に関しては電池切れの表記が前もって出ますのでこの時点で即刻電池を交換すれば未然に防げます。しかし、案外見落とされがちです。

また、よくあるのが未使用の送信機の電源を切り忘れてモニタの表記も「退床」や「モニタ中断」になっているため気づかないといったケースです。

3は送信機のコード自体がアンテナになっているため、患者さん体と寝具に遮蔽されて電波の飛びが弱くなったケースでこの場合は送信機を枕元に出してあげれば解決します。

4は最近院内LANの普及と共に増えてきた事例です。モニタのシステム使用法には問題ないのですが、病室の入口の上に中継局が設置されていた場合に干渉されて電波障害が発生するケースです。中継局の設置場所を事前に検討する必要が有ります。

5はそもそも患者さんに送信機を取り付けたのに電源を入れ忘れたケースです。これでは身も蓋もありません。

最近の送信機は小さなディスプレイが付いていてこれで電源のON/OFF状態が分かりますが、ディスプレイが暗くて見にくいと電源のON/OFFが分からない場合が有ります。

メーカーに修理に出しましょう。

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