医療機器のインシデント報告に関して

医療機器のインシデント・ヒヤリハットレポートについてお伝えしようと思います。

 

昨今医療安全や医療機器に関する学会においてインシデントレポートやヒヤリ・ハット報告について医療機器に関係する部分が極めて少ないと報告されています。

 

これは臨床工学技士の在不在に関わらず全体的に報告が少ないのだそうです。

 

これは、医療機器に関する管理がうまくいっていてトラブルが極めて少ないのだと思われている節があり、大いなる勘違いを生んでいるため臨床工学技士の間では警戒すべき問題点だと見られこの問題点における学会発表が増えてきているのが事実です。

 

一体どういうことなのかというと、例えば輸液ポンプが関わっている何らかのトラブルがあた場合、カテゴリを注射にして報告され、輸液ポンプが関わっているにもかかわらず医療機器のカテゴリでは報告されてこないといたことです。

 

つまり、実際は注射と医療機器の2つのカテゴリになるのに、注射だけの1つのカテゴリでしか報告されていないということです。

 

そのため顕在化していない医療機器関連トラブルが報告されおらず、実際は医療機器関連トラブルはもっと多いのに報告されとらず医療機器管理は「問題ない」というかなり問題な勘違いを生んでいるということなのです。

 

このような内容の演題が臨床工学技士から近年多く発表されているのはきわめて皮肉なことです。

 

臨床工学技士が在籍していて毎日しっかりとした機器管理が実施されている病院ほどこのような顕在化されないインシデントレポートの実態が発表されているのに臨床工学技士が在籍していない病院では、尚更顕在化しないため医療機器に関するトラブル事例は出ていないと認識されている事実があります。

 

現場を知っている臨床工学技士や私たちはこの現実をかなり警戒して見ています。

 

日本医療安全学会、医療の質安全学会、日本医療機器学会の日本医療マネジメント学会などではこの問題が臨床工学技士サイドから上がってきています。

 

病院の幹部の皆さんには今後このような学会にご参加されて情報収集されることをお勧めいたします。

 

また、こちらのメールマガジンでも学会参加で収集した情報を随時上げていく所存です。

 

 

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